図面の拾い出しって?
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拾い出しとは

図面の拾い出しとは、建設工事に必要となる材料や人員を設計図をもとに算出する作業です。積算の一部であり、工事費用を算出する際の計算式の内、数量を求めるために行われます。

 

複数枚の設計図を確認しながら行う地道な作業ですが、工事費用に大きく関係することから、高い専門性が求められる作業でもあります。

 

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拾い出しの担当役割

  • STEP

    01

    建設工事構造

    図面の拾い出しは工種ごとに担当者と作業を分担して行います。

    建設工事構造の担当者は仮設工事~鉄骨工事までの建設物の構造躯体に関係する部分を拾い出しします。

  • STEP

    02

    建設工事意匠

    建設工事意匠の担当者は構造躯体以外の防水工事以降の工種やその関係部分を拾い出しします。

  • STEP

    03

    電気設備担当

    電気設備担当の担当者は電気設備一式を拾い出しします。

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拾い出しの基準

図面の拾い出し作業は、民間の場合は特にルールがありません。

しかし、国や地方自治体の公共物件を建造する場合は、国が定めている算定基準に従って積算しなくてはなりません。

その際の基準は以下の通りになります。

 

・公共建築数量積算基準

・公共建築工事積算基準等資料

・建築工事標準歩掛り

電気設備工事標準歩掛り

・機械設備工事標準歩掛り

・建築工事積算基準

・建築工事共通費積算基準

・建築工事数量積算基準

・建築設備数量積算基準

・公共建築工事標準単価積算基準

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