まず、歩掛とは何でしょうか?
歩掛とは「作業を行う場合の単位数量」であり、見積書内において積み上げた歩掛を
合算したものが工数となります。
工数は、「ある一定の工事に要する作業手間ならびに作業日数を数値化したもの」になります。
例えば「VVF1.6mm-2C」の「歩掛1-1」の数値は「0.013」ですが、
これは、「VVF1.6mm-2Cの 1m当たりの作業数量」になります。ですので、
ある現場で「VVF1.6mm-2C」を300m使用するとした場合、その工数は
0.013×300=3.9となり、「だいたい4日くらいの作業日数が見込まれる」
という風に考えるわけです。
ちなみに正式な呼び方は「ぶがかり」と呼びます。