配線の「立上り・立下り」が場所によって長さが違う時の作画方法Part1
電気CAD・見積【開発者コラムvol.1】
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配線の「立上り・立下り」が場所によって長さが違う時の作画方法については、次の2通りの方法があります。

・初期値を変更してから配置する
・シンボルとして登録して余長設定で変更する

今回は、「初期値を変更してから配置する」の方法を説明します。

以下の手順で「立上り・立下り」の長さの初期値を変更します。

例えば、3か所の「立上り・立下り」の長さが違うときは、3回同様の手順を行うことで対応できます。


初期値=3000mm

 

の「立上り・立下り」の長さを


3200mm

 

に変更したいとします。

手順

  • STEP
    01

    「ファイル」の中の「11.初期値設定」をクリックします

    vol16-1
  • STEP
    02

    初期値設定ウィンドウの「電気」をクリックします

    vol16-2
  • STEP
    03

    「配線の余長設定」の「立上下げ長さ」を選択し、

     [設定値変更]ボタンをクリックします

    vol16-3
  • STEP
    04

    「3200」と入力し、[OK]ボタンをクリックします

    vol16-4
  • STEP
    05

    該当のシンボルを配置し、長さが3200mmになっていることを確認します

    vol16-5

以上の方法で、長さの異なる「立上り・立下り」シンボルを作画できます。


~どのような建物で多用されるのか~

主に、天井高がフロアで異なる一戸建てや、特殊なタイプのマンションによく見られます。

建物の中央が吹き抜け、屋根裏(ロフト)等です。


もう一つの方法、
・シンボルとして登録して余長設定で変更する
については、次の機会にご案内いたします。

ここまで

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