•ヘッダーをスタート地点に分岐し、それぞれの機器に給水・給湯管を 配管し接続する工法。
•一般的にさや管をヘッダーから機器まで先行して配管を行う。
•その後ヘッダーの分岐地点から、架橋ポリエチレン管・ポリブデン管といった合成樹脂管(給水・給湯管)をいっきに通していく工法。
解説します!
ヘッダー工法と先分岐工法
•ヘッダーをスタート地点に分岐し、それぞれの機器に給水・給湯管を 配管し接続する工法。
•一般的にさや管をヘッダーから機器まで先行して配管を行う。
•その後ヘッダーの分岐地点から、架橋ポリエチレン管・ポリブデン管といった合成樹脂管(給水・給湯管)をいっきに通していく工法。
【メリット】
・配管作業の点検が簡単
・配管の更新が簡単にできる
・さや管により給水・給湯管が痛まない
・複数同時使用による水量変化が少ない
・結露の発生をおさえる
・漏水のトラブルの低減
【デメリット】
・配管の本数が増えるので材料費が増える
・さや管の配管の施工にはなれが必要
・設計段階でしっかりと配管計画が必要
•発砲被覆された合成樹脂管(給水・給湯管)をヘッダーの分岐地点から個々の機器にそれぞれ配管して接続する工法。
•さや管と給水・給湯管を一緒に配管するイメージ。
•最近の集合住宅などでの採用が増えてきている。
【メリット】
・配管作業が簡単なので工期が短縮できる
・保護被覆により給水・給湯管が痛まない
・複数同時使用による水量変化が少ない
・結露の発生をおさえる
・漏水のトラブルの低減
【デメリット】
・配管の更新時には保護被膜された合成樹脂管ごと交換
・配管の本数が増えるので材料費が増える
・設計段階でしっかりと配管計画が必要
•給水・給湯管を必要箇所に応じてエルボ、チーズ等で分岐する工法。
•硬質塩化ビニル管や、金属管などで行われていた従来の工法を、樹脂管で行う在来工法。
•ヘッダーでスタート地点での分岐はしないので、配管の本数は少なくなり、すっきりとする。
•おもに戸建住宅で採用されている。
【メリット】
・配管作業が簡単で工期が短くてすむ
・樹脂管により給水・給湯管が痛まない
・結露の発生をおさえる
・配管が少なくすみコストが安い
【デメリット】
・配管の更新時は樹脂管ごと交換
・複数同時使用による水量変化がある
・接続箇所からの漏水の恐れがある