電気工事で使われる「スケ」とは?
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はじめに

電気工事では配線を用いりますが、配線を数える時に「スケ」といった言葉を使います。

電気工事を行わない方には耳馴染みのない言葉かもしれませんが、今回は「スケ」の意味や使い方について解説していきます!

電気工事業者様におすすめのソフトも紹介していますので、是非ご覧ください!

「スケ」とは?

スケとは、スクエアを省略した言葉です。

電線ケーブル(導体)の断面積のことを指します。

 

断面積の求め方は

断面積=半径×半径×円周率=(直径/2)²×n

です。

「スケ」の使い方

1mm²=1平方mm=1スクエアmm=1スケmmとなり、

この1スケmmを略して、1スケ、2スケ、、と言います。

 

つまり、電線ケーブルに1mm²と記載があった場合に、1スケと呼ばれることになります。

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Check!
電線の種類
Point
1

単線

単線とは、電線を撚っておらず一本の線で成り立っています。

 

単線からスケ(断面積)を求める場合は、先ほど説明した公式『(直径/2)2×n』で簡単に求められます。

 

 

【電気工事でよく使う配線の種類について知りたい方はこちら】

Point
2

撚り線

撚り線とは、複数の細い電線を撚って、一本の太い線にしたものとなります。

 

たとえば、ケーブルに400/0.1φと記載がある場合、0.1φは1本のケーブルの直径を表します。

つまり直径0.1mmの線が400本になるので、

断面積=(0.1/2)²×n×400=3.14mm²=約3スケ

と計算ができます。

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スケと
AWG

AWGとは?

スケは電線ケーブルの断面積を指す言葉だと説明しましたが、スケと使い方が似ている「AWG」と言われる単位があります。

 

AWGとは、American Wire Gauge(アメリカンワイヤゲージ)を省略した言葉になります。

 

スケとAWGの関係

スケの数字は小さいほど細くなるのに対し、AWGは数字は大きいほど細くなります。

その中でも、目安となる数字が、

AWG8≒8sqとなります。

 

全部覚えるのは大変なので、この目安の数字だけは覚えておきましょう!

 

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