ケーブルの種類と使い分け
~電力ケーブル・コード編~
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ケーブルとは

ケーブルとは、電気絶縁物で覆った電線です。
1本の線のように見えるケーブルですが、何本もの電線によって構成されています。
一番外側は、外皮(シース)によってさらに保護されており、安全性と耐久性に優れています。

電線ケーブルについて詳しく知りたい方は【ケーブルの種類と使い分け ~電線編~】

通信・制御・防災ケーブルについて詳しく知りたい方は【ケーブルの種類と使い分け ~通信・制御・防災ケーブル編~】ご覧ください。

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電力ケーブル・コードの種類

  • STEP

    01

    CVDケーブル

    CVケーブル2本をよりあわせたケーブル

  • STEP

    02

    CVTケーブル

    CVケーブルを3本よりあわせたケーブル

  • STEP

    03

    CVQケーブル

    CVケーブルを4本よりあわせたケーブル

  • STEP

    04

    VCTケーブル

    交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるケーブル

  • STEP

    05

    VCTFケーブル

    導体をビニル絶縁体で覆い、外側をビニルシースで覆ったケーブル

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電力ケーブル・コードの役割
Point
1

CVケーブル

CVケーブルとは、導体のまわりに架橋ポリエチレンが施され、銅テープやビニルシースなどで覆われた構造のケーブルです。


電力用のケーブルとして広く普及しており、住宅や商業施設、工場や病院などのさまざまな規模の施設で使用されています。


軽くて扱いやすいうえに、最高許容温度が90度と耐久性も高く、長期の使用にも向いています。

Point
2

VCTケーブル

VCTケーブルは、交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるケーブルです。
キャブタイヤケーブルとも呼ばれます。

柔軟性が高く耐水性にも優れており、建物内などに固定しない移動用のケーブルとしてよく使われます。

Point
3

VCTFケーブル

VCTFケーブルは、導体をビニル絶縁体で覆い、外側をビニルシースで覆ったケーブルです。
耐水性・耐油性が高く、溶接機の配線など工事現場でよく使用されたり、自動化用機器(FA)の配線にも使用されます。

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