ケーブルの種類と使い分け
~通信・制御・防災ケーブル編~
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ケーブルとは

ケーブルとは、電気絶縁物で覆った電線です。
1本の線のように見えるケーブルですが、何本もの電線によって構成されています。
一番外側は、外皮(シース)によってさらに保護されており、安全性と耐久性に優れています。

電線ケーブルについて詳しく知りたい方は【ケーブルの種類と使い分け ~電線編~】をご覧ください。

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通信・制御・防災ケーブル

  • STEP

    01

    CVVケーブル

    導体がビニルなどの絶縁体で巻かれ、さらにビニルシースなどで覆われた制御用ケーブル。

  • STEP

    02

    CPEVケーブル

    市内電話回線や通信制御線として使用されるケーブル。

  • STEP

    03

    FPケーブル

    耐火性能をもった電力用のケーブル。

  • STEP

    04

    FPCケーブル

    FPケーブルと同様耐火性能をもったケーブルで、電線管に入れて使用する。

  • STEP

    05

    光ファイバーケーブル

    非常に細く繊維状に作られた、大容量の光(情報)を通す伝送ケーブル。

  • STEP

    06

    ロボットケーブル

    産業用ロボットのアーム配線や、ケーブルベア配線などに使用するために作られた可動用のケーブル。

  • STEP

    07

    UTPケーブル

    シールド処理=ノイズ遮断の処理がされていないケーブル。

  • STEP

    08

    STPケーブル

    シールド処理のされているケーブル。

  • STEP

    09

    同軸ケーブル

    電気通信に使われる被覆電線。

  • STEP

    10

    HPケーブル

    耐熱性のある消防用のケーブル。

  • STEP

    11

    CCPケーブル

    電話用の配線として使用されるケーブル。

  • STEP

    12

    AEケーブル

    警報用の信号供給ケーブル。

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通信・制御・防災ケーブルの役割

CVVケーブル・CPEVケーブル

CVVケーブルは工場や発変電所などの制御回路に使用される、信号伝送用に使われます。

CPEVケーブルは、とくに市内電話回線や通信制御線として使用されます。

FPケーブル・FPCケーブル

FPケーブルは主に防災用機器の電源供給や消防設備の非常電源回路など、万一の火災にも耐えるための機器や設備に使用されています。

FPCケーブルは、FPケーブルと同様耐火性能をもったケーブルで、電線管に入れて使用します

光ファイバケーブル

光ファイバーケーブルはインターネット回線用のケーブで、、ネット上の動画や音楽などのデータをレーザー光に変換し、その光が光ファイバーケーブルを通ったのち再びデータに戻されてから、パソコンやスマホなどのデバイスに送られます。

ロボットケーブル

ロボットケーブルとは、産業用ロボットのアーム配線や、ケーブルベア配線などに使用するために作られた可動用のケーブルです。

アームで物をつかんで移動をさせるという作業を繰り返すため、ケーブルもそれに対応できる耐屈曲性があります。

UTPケーブル・STPケーブル

UTPケーブルとは、シールド処理の処理がされていないケーブルでLANケーブルとして使用されます。

STPケーブルは、シールド処理のされているケーブルです。

同軸ケーブル

同軸ケーブルは、電気通信に使われる被覆電線です。
高周波の製品に使用され、外部への電磁波漏れが少なく、柔軟性があるという特徴があります。

HPケーブル

HPケーブルは、耐熱性のある消防用のケーブルです。火災の発生を知らせるR型感知器の配線や、非常放送のスピーカーの信号線に使用されます。

CCPケーブル

CCPケーブルは、電話用の配線として使用されるケーブルです。電話の加入者と市内電話局の間に接続される幹線で、電話の回数が多い場合に特に適しています。

AEケーブル

AEケーブルは、警報用の信号供給ケーブルです。
商業施設で迷子のアナウンスなどに使用されたり、自動火災報知設備の感知器などに使用されます。

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