レイヤー=「層」
透明のシートの層にそれぞれが書き込まれた要素が重なり合うことで、1枚の図面になっています。
レイヤー=「層」
透明のシートの層にそれぞれが書き込まれた要素が重なり合うことで、1枚の図面になっています。
編集が楽になる
図面を一枚のレイヤーで作図した場合、一部分だけ修正するのにはとても手間がかかります。
レイヤーを分けておくことで各レイヤーで修正できるため、間違えて他のシンボルを削除してしまう、なんてこともなくなります。
例えば、「コンセント」「配線」「照明」のレイヤーに分けてシンボルを配置しておくことで、「コンセント」のみを編集したいときにはそのレイヤーだけを修正・削除できます。
管理が大変
シンボルを配置する際、先にどのレイヤーに描くか選択してからシンボルを配置していく必要があります。
またレイヤが増えると、どこのレイヤーに何のシンボルを配置したかが分かりづらくなります。
ここからはJWCADのレイヤーと比較しながら解説していきたいと思います。
JWCADについての記事はこちらから→【JWCADのメリット・デメリット】
表示・非表示
図の一部を修正する場合、レイヤーの状態を表示・非表示などに切り替えることで編集がしやすくなります。
JS楽打CADは、「表示/検出」「表示のみ」「非表示」「ロック」の4つに分類できます。
(検出…JS楽打CADでは、すでに書き込まれた線や点などにカーソルを近づけると反応する機能があります。)
JWCADでは、「書込可能」「編集可能」「表示」「非表示」の4つの分類できます。
ほぼ違いはありませんが、JS楽打CADではどの状態でも書込が可能です。
また、JWCADには「プロテクトレイヤー」といった特殊なレイヤーがあります。書込・編集ができないため、JS楽打CADの「ロック」と同じような状態となります。
どこのレイヤーにシンボルを配置したか忘れてしまった、、なんてことはありませんか?
『レイヤ分割』ではそれぞれのシートを一覧で表示させることができるので、一目で確認することができます。
また、『レイヤ分割』ではどの状態でも表示されるので、非表示やロックを外す手間もありません。
後からレイヤーを移動させたい、他のレイヤーにも複写したい、、そんな願いにも応えてくれるのがJS楽打CADです。
一瞬で『レイヤ移動・複写』が行えるので、レイヤーを間違えてしまっても簡単に修正できます。
CADが苦手な人にも・得意な人にも
図面を極力マウスのみの操作で描くことができるシステムで、パソコンが苦手な方にも安心してお使いいただけます。
CAD初心者の方にもわかりやすいメニューボタンや操作性を備えた半面、JWに慣れた方にも満足いただける専用機能も充実しており、どなたにとっても使いやすい製品となっています。
図面と見積りの連動ソフトだからできる
図面の作成やデータ編集も簡単操作