排水桝の種類って何があるの?
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排水桝とは?

排水桝とは、排水管同士を接続するために使用される設備で、家から出てきた排水管と道路に流す排水管を合流させる働きを持っています。

 

主に排水管の合流部や湾曲部、勾配が変わる地点に設置されていて、これは掃除や点検をしやすくするためです。そのため、排水桝の蓋を開ければゴミがたまっているかどうか確認できます。

 

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ちなみに

排水桝とマンホールの違い

排水桝とマンホールの違いは、配管の埋没深度です。人が入る大きさであればマンホール、それ以外は排水桝になります。

 

お互いの共通点は排水管等を維持しやすくするための点検口という点です。

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種類

汚水桝

汚水桝は汚水用の桝のことで、インバート桝と呼ばれています。地域によっては雨水も合流して流される場合があります。

汚水とは:トイレやお風呂などの排水のこと

 

雨水桝

雨水桝は敷地内の雨水を合流させる桝のことで、浸透式と非浸透式の2種類があります。

【浸透式】

地面にしみこませて雨水を処理する方法

【非浸透式】

水道に流れるように設置する方法

公共桝

公共桝とは敷地内の排水が全て合流する桝のことで、最終桝とも呼ばれています。

子の桝を境に公共下水道と排水設備が分かれることになります。

泥溜桝

泥溜桝とは雨水などの管の途中に設けて、泥や砂を貯めるために使用されます。

ドロップ桝

ドロップ桝とは垂直に設置する汚水桝のことです。高低差がある敷地などに使用されます。

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排水の処理方法

  • STEP

    01

    合流式下水道

    汚水と雨水を公共下水道管で合わせて一つの管の状態で流す方式です。集められた汚水と雨水は浄化センターに流入し、きれいな水になった後、川や海に放流されます。

     

    【メリット】

    ・管が一本で済むため、建設費が安い

    ・施工が簡単

    ・維持管理がしやすい

     

    【デメリット】

    ・水質汚濁の原因になる

  • STEP

    02

    分流式下水道

    汚水と雨水を別々の管で分けて流す方式です。敷地外にある公共下水道管で集められた後、下水処理場に流入し、きれいな水になった後、川や海に放流されます。

     

    【メリット】

    ・川や海への汚水の流出がない。

    ・下水処理施設の容量が小さくてすむ

     

    【デメリット】

    ・道幅が狭いと施工が難しい

    ・管が二本のため建設費が高い

     

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桝や配管を簡単に作図できるソフトがあります

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平面図から自動で立面図、縦断図を作成します。各市町村の指針に沿った表記、使用材料の集計や申請書類のデータに至るまで対応します。

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