公共汚水桝、雨水桝、取り付け管は、下水道管理者のものとなります。
公共汚水桝の深さやそれぞれの基準は下水道管理者が決めています。
宅内の水回りから出る排水・汚水を、排水管を通して公道の下にある排水本管へ流れるように設置されています。
この排水が合流する部分に置かれている排水設備が排水桝です。
桝は大きく分けて
・宅内
・公道(主に官民境界近辺)
と2種類あります。
大体は宅内ですが、都心部にいくと道路の場合も多くなります。
そもそも公共汚水桝の構造はふた、立上り、桝、取り付け管、支管があります。
材質は、ほとんどポリ塩化ビニルでできています。以前までは陶管なども多く使われていました。
公共汚水桝は、直径20センチの塩化ビニル製のもので、深さは80センチ以上となります。
土地の面積や地形によって深さが変わることがあります。
公共汚水桝の設置場所は、原則として道路などの公有地となります。
私有地の所有者等から設置の申請がある場合は、その私有地も設置場所となります。